ファイル転送サービスとは
ファイル転送サービスは大容量のデータでも簡単に送付できるサービスであり、主にWebサイトからデータをアップロードするとダウンロード用のURLが生成される仕組みとなっています。
このURLにアクセスすることで取引先は安全にデータをダウンロードすることができます。手軽に大容量のデータを送付することが出来るファイル転送サービスですが、中にはセキュリティが甘いサービスも存在します。
そこで、本記事ではそれらサービスの注意点や、本当に安心して使えるおすすめのファイル転送サービスについて紹介していきます。
低品質なファイル転送サービスの注意点
一部の低品質なファイル転送サービスでは、主に以下の注意点が挙げられます。
通信やファイルが暗号化されていない場合がある
ファイル転送サービスは無料のものから有料のものまで、ほぼ全てのサービスで通信やファイルが暗号化されています。
しかし無料のセキュリティにこだわっていないサービスの中には、まれに通信内容やファイルの暗号化がされていないものもあります。
暗号化されていないと、不正アクセスによってデータの内容が漏洩してしまう可能性があり危険です。
誤送信する可能性がある
ファイル転送サービスでは、データをダウンロードするためのURLを受信側に共有する必要があります。
この時ヒューマンエラーが発生して間違った相手にURLを渡してしまうと、意図せず情報漏洩に繋がってしまう可能性があります。しかし、有料のファイル転送サービスの中にはこういった誤送信防止のための機能がついているものもあるため、そういったサービスを使うと誤送信による情報漏洩を防ぐことが出来ます。
ログの確認ができないことがある
ファイル転送サービスでは多くの場合、ログの管理を利用者側ですることが出来ません。そのため、何かトラブルが発生した際にログを遡って確認したり原因を突き止めたりすることが難しくなっています。
ログの確認をしたい場合には、対応しているファイル転送サービスを利用する必要があります。
不必要な広告が表示されることがある
無料のファイル転送サービスでは、画面に広告が表示されることが多いです。そのため、ビジネスでの利用は相手側に悪印象を及ぼす場合があります。
また、悪意ある広告が表示されてしまった場合、ワンクリック詐欺やウイルス感染などの被害にあう可能性があるため、ビジネスで利用する際はそういった広告が表示されない有料のサービスを利用することがおすすめです。
ファイル転送サービスよりもクラウドストレージが良いのか?
これまで紹介してきたように、ファイル転送サービスにはいくつかの問題点があるため『ビジネスではクラウドストレージを利用する方が良い』といった声もあります。
しかし、これらの問題点のほとんどがセキュリティの甘い低品質なファイル転送サービスにしか当てはまりません。
ビジネスに適した有料のサービスではこれらの問題がクリアされており、さらに付属の便利な機能がついていることも多いです。
また、クラウドストレージには
などといった問題点があります。
これらのことから、ビジネスで安全にデータを共有したい場合には『セキュリティが堅牢なファイル転送サービスを利用する』ことをおすすめします。
おすすめのファイル転送サービスを紹介
ここからは、紹介してきたファイル転送サービスの注意点をクリアしたおすすめのファイル転送サービス『Transfer Center』について紹介します。
【Transfer Centerの特徴】
ウイルス対策・暗号化
通信は常に強固なSSL/TLSで暗号化し、ファイル自体も毎回ウイルスチェックを行った後に暗号化されているため安全です。
堅牢なセキュリティの国内サーバ
高度なセキュリティで守られた国内サーバ使用のため安心して活用できます。
OTP本人認証による誤送信防止
ファイル送信時に相手方の携帯電話番号やダウンロード可能なメールアドレスを指定することで、受信者側は本人認証をする必要があります。そのため、ヒューマンエラーによるデータ漏洩を防ぐことが可能です。
独自ドメインやロゴを設置できるセルフブランディング機能
安全なデータの送受信だけではなく、ブランディング機能が使えるといったメリットがあります。
まとめ
いかがでしたか。ファイル転送サービスには無料のものから有料のものまで多くのサービスがあるため、セキュリティが不安なサービスも存在します。
しかし、これらの問題点をクリアしたサービスを使えば、ビジネスにおいて需要なデータを安全にやり取りできる強力なツールとなります。
『重要なデータを安全にやり取りしたい』、『大容量データを簡単に送付したい』といった場合には、是非本記事で紹介した内容を参考にサービスを選んでみてください。