勤務体系の種類について
皆さんは働き方にの種類について、どのくらい知っているでしょうか？
勤務体系や雇用形態など、なんとなく使ったり聞いたりしている言葉ですが、ここで改めてその種類や意味について整理していきたいと思います。
固定時間制
固定時間制とは、平日9時ー18時など、1日8時間・週40時間の『法定労働時間』におさまるよう、就業規則で定めた勤務時間に働く制度です。
変形労働時間制
一定期間の労働時間数を平均して、法定労働時間の範囲内であれば、1日8時間・週40時間を超えて勤務が可能な制度です。現在では、多くの企業がこちらを採用しています。
フレックスタイム制
変形労働時間制の一つの制度で、主にIT企業などで導入が進んでいます。1か月を上限とする一定期間(清算期間)の総労働時間を労使協定で定めれば、従業員が始業・終業時刻を自由に設定できる制度です。
裁量労働制
みなし労働時間制の一つです。勤務時間帯を固定せず出勤・退勤の時間は自由で、実働時間の管理もされない制度です。
雇用形態の種類について
正社員
正社員とは、雇用期間の定めがないフルタイム勤務の労働者です。企業と従業員の間で直接契約を交わし、雇用保険や社会保険への加入も義務付けられています。
非正規社員に対して正規社員と呼ばれることもあります。
嘱託社員
嘱託(しょくたく)社員とは、定年退職後に引き続き雇用する従業員をいいます。非正規雇用のため雇用期限が定められており賞与が出ませんが、定年退職後も働きたい高齢者のニーズを満たすことができます。
契約社員
契約社員とは有期労働契約を締結した社員をいいます。有期労働契約の期間は原則として最長3年と労働基準法で定められていますが、1年の労働契約を締結して毎年更新するのが一般的です。
契約社員は正社員と基本給で差を付けてはならないというルールがあります。
派遣社員
派遣社員とは、派遣会社と雇用契約を締結している社員をいいます。就業中のフォロー、社会保険や雇用保険、給与計算は派遣会社が行うため、雇用手続きのコスト削減ができます。
パート・アルバイト
企業と直接、非正規雇用契約を結んだ従業員をいいます。勤務時間の応じて時給が発生するため、プライベートの都合に合わせて自由な働き方ができます。
業務委託
業務委託とはフリーランスに仕事を依頼することです。業務委託で働くフリーランスは場所や時間に捉われずに働いており、自由な働き方をしたい人に選ばれている働き方です。
なぜ多様な働き方が求められているのか
最近は『働き方改革』などと言われるように、昔よりも多様な働き方が求められています。こうした背景には
- 終身雇用の崩壊
- 日本経済の不景気
- 少子高齢化による働き手の不足
- 出産、育児、介護問題などによって休職、退職を余儀なくされる人材の確保
などといった理由があるとされています。こうした状況の中でも、柔軟に人材を確保するためにも、企業は多様な働き方を用意しておく必要があります。
タイプ別おすすめの働き方について
さて、ここからはこれまで紹介してきた働き方に向いている人の特徴について紹介したいと思います。
安定志向の人
『経済的な安定がほしい』『社会的な信用が大事』という方は、正社員などの正規雇用が最もあっているでしょう。
その他の働き方では、会社や仕事の状況によって雇用が約束されていなかったり、売上が安定しないことがほとんどです。長く1つの仕事を極めていきたい方にもおすすめの働き方です。
ワークライフバランスを大切にしたい人
結婚や出産、育児、介護など人生の状況によって柔軟に仕事を調整したい方や、仕事とプライベートなどワークライフバランスを大切にしたい方には契約社員、パート・アルバイト、フリーランスなどの業務委託がおすすめです。
これらの働き方なら、正社員よりも自分の都合に合わせて仕事を調整しやすいでしょう。
自由にスキルを活かして働きたい人
自分のスキルを活かしたい方や、場所や時間に縛られずに働きたい方には業務委託がおすすめです。フリーランスなどの働き方は、ある意味自分の実力次第で働く場所や年収も自由に変えていくことが出来ます。
スキルや実績が求められますが、何よりも挑戦したい意思がある方には向いている働き方です。
おすすめのファイル転送サービスを紹介
最後に、フリーランスや独立する方におすすめのツールについて紹介します。
Transfer Center
Transfer Centerはフリーランスや企業での利用を想定して作られたサービスであり、以下のような特徴があります。
ウイルス対策・暗号化
通信は常に強固なSSL/TLSで暗号化し、ファイル自体も毎回ウイルスチェックを行った後に暗号化されているため安全です。
堅牢なセキュリティの国内サーバ
高度なセキュリティで守られた国内サーバ使用のため安心して活用できます。
OTP本人認証による誤送信防止
ファイル送信時に相手方の携帯電話番号やダウンロード可能なメールアドレスを指定することで、受信者側は本人認証をする必要があります。
そのため、ヒューマンエラーによるデータ漏洩を防ぐことが可能です。
独自ドメインやロゴを設置できるセルフブランディング機能
安全なデータの送受信だけではなく、ブランディング機能が使えるといったメリットがあります。
まとめ
いかがでしたか。現在では働き方が多様化しているため、自分に合った働き方を選ぶことで、より人生の満足度を上げていくことが可能です。
『自分にはどういった働き方があっているんだろう？』と感じている方は、是非本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。
