ファイル転送サービスの仕組みやクラウドストレージとの違いについて紹介します。

ファイル転送サービスとは

ファイル転送サービスは大容量のデータでも簡単に送付できるサービスです。主にWebサイトからデータをアップロードし、生成されたダウンロード用のURLにアクセスすることでデータを取得することが出来ます。

本記事ではファイル転送サービスの仕組みや利点、クラウドストレージとの違いについて解説していきますので、興味がある方は是非最後までご覧になってください。

ファイル転送サービスの仕組み

ファイル転送サービスはメール等では送信できない大容量のデータを、ブラウザを通じてサーバーにアップロードします。

この時の通信は基本的に暗号化されており、万が一データを盗まれても内容が分からないようになっています。その後データの受信側は、生成されたダウンロード用のURLにアクセスすることで初めてデータの取得が可能となります。

この時も情報漏洩を防ぐためにアクセスやダウンロードの制限など様々なセキュリティが施されている場合が多いです。

ファイル転送サービスの利点

続いてファイル転送サービスを使う利点について紹介していきたいと思います。

大容量データを簡単に送付できる

ファイル転送サービスではメール添付やクラウドストレージ、チャットツールでは送れない大容量のデータを簡単に送ることが出来ます。メール添付の場合、大きなデータを数回に分けて送ることもありますが、ファイル転送サービスではそういった手間が一切必要ありません。

アップロードやダウンロードにかかる時間も短縮されるため、作業を効率化することが出来ます。

メール添付などに比べて安全

メール添付やUSBの手渡しといったデータの扱い方はセキュリティ的に危険です。しかしファイル転送サービスなら通信時の暗号化などデータを保護するためのセキュリティが高く安心です。

特に最近では従来のPPAPをセキュリティが不十分だとして廃止する企業が増えているため、ファイル転送サービスを使うことがおすすめです。

外部からデータを書き換えられるリスクがない

ファイル転送サービスは元データにアクセスされることはなく、あくまで送信したデータが相手のローカル環境に取得されるだけです。

そのため、外部の人にデータを共有しても元データを上書きされる可能性がなく、データの手離れが良いという特徴があります。

オフラインでの作業が簡単

ファイル転送サービスではデータをダウンロードすればローカルに保存できるため、オフライン環境でもデータの閲覧や編集をすることが出来ます。

クラウドストレージとの違いは?

ファイル転送サービスと比較されるものとしてクラウドストレージがあります。どちらも『データの共有』が可能ですが、実は両者の性質は全く異なります。

クラウドストレージとは

クラウドストレージとはインターネットを介して利用するデータの保管庫であり、利用者はこのクラウドストレージにデータをアップロードすることで他の利用者とデータを共有したり、共同でデータの編集をすることが可能なサービスです。

基本的にクラウドストレージの特徴は『データの共同編集』にあるため、データの送受信が本質ではありません。

クラウドストレージの問題点

複数人でデータの編集がしたい場合にはクラウドストレージが最も良い選択肢と言えますが、データの送受信という観点からみると、クラウドストレージにはファイル転送サービスと比べて以下の問題点があります。

  • 外部の人間が社内のデータにアクセスしてデータを書き換えられてしまう可能性がある
  • 不特定多数にファイルを送付する場合は適していない
  • オフライン環境では使用できない
  • そのため、あくまでもビジネスで安全にデータを送信したいという目的ならば『セキュリティが堅牢なファイル転送サービスを利用する』ことをおすすめします。
     

    おすすめのファイル転送サービスについて

    最後に、おすすめのファイル転送サービスについて紹介します。

    Transfer Center

    Transfer Centerはフリーランスや企業での利用を想定して作られたサービスであり、以下のような特徴があります。

    ウイルス対策・暗号化
    通信は常に強固なSSL/TLSで暗号化し、ファイル自体も毎回ウイルスチェックを行った後に暗号化されているため安全です。
    堅牢なセキュリティの国内サーバ
    高度なセキュリティで守られた国内サーバ使用のため安心して活用できます。
    OTP本人認証による誤送信防止
    ファイル送信時に相手方の携帯電話番号やダウンロード可能なメールアドレスを指定することで、受信者側は本人認証をする必要があります。そのため、ヒューマンエラーによるデータ漏洩を防ぐことが可能です。
    独自ドメインやロゴを設置できるセルフブランディング機能
    安全なデータの送受信だけではなく、ブランディング機能が使えるといったメリットがあります。

    まとめ

    ファイル転送サービスはデータの送受信においてとても便利なツールです。特にセキュリティが堅牢なサービスを選ぶと、メールや社内サーバーを介したやり取りよりも安全に素早くデータを共有することが出来ます。

    データの安全で簡単な送受信方法を検討している方は、是非ファイル転送サービスをしてみてはいかがでしょうか。

    本記事が皆様の参考になれば幸いです。

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