DXツールの種類や選定のポイントについて紹介

DXとは

近年、DXという言葉を目にする機会が増えてきました。DXとはDigital Transformationの略であり、経済産業省において次のように定義されています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

DXツールの種類

DXを推進していくには『DXツール』と言われるツールの導入が欠かせません。これらのツールにはどういった種類があるか、見ていきましょう。

オンライン会議システム
オンライン会議システムとは、インターネット環境を通じて遠隔拠点にいる相手と会議ができるコミュニケーションツールです。代表的なものとして、ZoomやMicrosoftTeamsなどがあります。
ビジネスチャット
ビジネスチャットとは、業務利用を目的として開発されたコミュニケーションツールで、社内はもちろん社外とのやりとりにも利用することができます。代表的なものとして、Chatwork、Slackなどがあります。
ドキュメント管理ツール
ドキュメント管理ツールとは、大容量データの保存や利用、ダウンロード、共有が簡単に行えるストレージサービスのことです。代表的なものとして、box、Google Drive、Microsoft OneDrive、Dropboxなどがあります。
プロジェクト管理ツール
プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトの進捗を管理・可視化するツールです。遅延している業務はリマインドがされ、ダッシュボードとして一覧化できるためスケジュールを管理するのに便利です。代表的なものとして、backlog、Trello、Redmineなどがあります。
SFA/CRM
SFA(セールス・フォース・オートメーション)とCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)は、営業活動を効率化するツールです。代表的なものとして、salesforce Customer 360、kintoneなどがあります。
MA
MA(マーケティング・オートメーション)とは、データに基づいてマーケティング活動を支援するツールです。代表的なものとして、SATORI、ferret One MAなどがあります。
CMS
CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは、Webサイトに展開するコンテンツを作成・管理するためのツールです。代表的なものとして、WordPressのようなオープンソース型CMSと、システムベンダーが提供するAdobe
Experience Manager、Movable Type、ferret One、Cloud CMOなどがあります。
BI
BI(ビジネスインテリジェンス)とは、企業が保有する様々なデータを、グラフなどを用いてビジュアライズ・ダッシュボード化し、関係者間でほぼリアルタイムに分析・閲覧できるようにするツールです。代表的なものとして、TableauやDomo、Googleデータポータルなどがあります。

DXツール選定のポイント

ここからは数多くあるDXツールを選定するときのポイントについて紹介します。

自社に合っているか

いくら最新の話題になっているDXツールを使ったとしても、自社の状況に合っていなくては効果はでません。自社がどういった目的やビジョンでDXを推進しているのか、そのためにはどういった課題を克服していかなくてはならないのかに合わせて、DXツールを選ぶ必要があります。

社員のスキルに合っているか

社員のスキルによってはDXツールを導入しても、一部の社員しか使いこなせず業務が属人化していく可能性があります。会社や社員のITスキル、業務内容に合わせてDXツールを大多数が使いこなせるかという視点は選定時の大事なポイントです。

従来システムと連携できるか

企業によっては基幹システムや、業務から切っても切り離せないシステムがあると思います。そういった従来システムと導入するDXツールが連携できそうかも選定時のポイントです。

DXに失敗するポイント

DXツールなどを導入し、積極的にDXを推進しているつもりでも失敗してしまう事例があります。それらの多くが『DX推進やツールの導入、デジタル化自体が目的となっている』場合だとされています。DXはあくまで企業にとって新たな価値創造をするための手段なので、それ自体が目的となってツールの導入だけで満足しないように注意しなくてはなりません。

おすすめのファイル転送サービスを紹介

『最新のDXツール導入はハードルが高い』『そもそも基本的なデジタル化が出来ていない』という場合は、以下のようなツールの導入から始めてみることをおすすめします。

Transfer Center

Transfer Centerはファイル転送サービスであり、デジタル化に伴うデータ共有をより安全に簡単にしてくれるツールです。Transfer Centerの特徴は以下の通りです。

ウイルス対策・暗号化

通信は常に強固なSSL/TLSで暗号化し、ファイル自体も毎回ウイルスチェックを行った後に暗号化されているため安全です。

堅牢なセキュリティの国内サーバ

高度なセキュリティで守られた国内サーバ使用のため安心して活用できます。

TP本人認証による誤送信防止

ファイル送信時に相手方の携帯電話番号やダウンロード可能なメールアドレスを指定することで、受信者側は本人認証をする必要があります。そのため、ヒューマンエラーによるデータ漏洩を防ぐことが可能です。

独自ドメインやロゴを設置できるセルフブランディング機能

安全なデータの送受信だけではなく、ブランディング機能が使えるといったメリットがあります。

まとめ

いかがでしたか。最近ではDXを推進する企業が増えてきているので、本格的にDXツールの導入を検討している方も多いと思います。『DXツールは種類が多くて難しい』『どういった基準で選べば良いか分からない』という場合は、是非本記事で紹介した内容を参考にしてみて下さい。

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