副業・フリーランス・個人事業主で稼げる人の特徴
副業やフリーランス、個人事業主は「組織に従うことなく自由に生きて稼いでいる人」というイメージがあるかもしれません。たしかに組織に所属はしていませんが、自由気ままに働いて大金を稼いでいる人はほとんどいません。
副業やフリーランス、個人事業主で稼げる人はどのような人でしょうか。今回は「稼げる人」の特徴をお話しします。
自分視点ではなく「見られ方」を意識している
会社や団体に所属して働く場合、仕事のやり方は組織に従います。社内ルールに則ってメールを送ったり電話をしたりするのです。一方、副業やフリーランスは自分次第です。
深夜に電話をしても怒る上司はいません。メールに大切に資料を添付し、パスワードも一緒に送ってしまったとしてもチェックする体制はありません。
しかし、そんな「非常識なこと」を一度でもやってしまえば、信頼や信用はガタガタと音をたてて崩れるでしょう。会社や団体に所属していれば、組織の信頼と信用によってふたたびチャンスを与えられるかもしれません。しかし副業やフリーランスには自分以外の信頼と信用はありません。
副業やフリーランス、個人事業主で稼げる人は、自分にはたった１個の信頼しかないことを知っています。だからこそ、１個の信頼を守るために「見られ方」を意識します。
深夜にゆっくり商談をしたいと思っても、行動する前に相手の立場になって考えることができます。資料データとパスワードを一緒に送れば１回のメール送信で終わるけれど、誤送信したときのリスクは大きいと考えることができます。
また、データを送るときでも受け取った側がファイルを開けるときをイメージすることができるのです。
無料のファイル転送サービスはコスト削減ができますが、受け取った側はたくさんの広告表示がされ、広告の端にある「×」をいくつもクリックしているかもしれません。
副業やフリーランスは、できるだけ自分にメリットがある方を選びたくなりますが、稼げる人は相手からの見られ方を意識して、総合的にメリットがある方を選ぶことができるのです。
スケジュールやタスク管理ができている
副業が軌道に乗ると仕事量も増えます。副業でありながらもフリーランスや個人事業主として独り立ちする人もいます。
フリーランスや個人事業主は、自分が雇い主でもあるため稼げば稼ぐほど手元に入るお金は多くなります。しかし欲を出すと失敗します。
「無理をすればこの仕事も受けられる」「こっちをさっさと終わらせてしまおう」と思ったならば要注意です。稼げる人は自分のキャパシティを知っています。一時的なメリットだけでなく、長期的に物事考えてスケジュールやタスク管理ができるのです。
「無理をすればこの仕事も受けられる」と思っても、無理は無理です。しわ寄せがきます。「さっさと終わらせてしまった仕事」は質が低下するものです。次の依頼はないでしょう。
稼げる人は、すべてのことにおいて長期的に管理することができます。「一時的にお金をセーブすることができても長期的にみればデメリットが大きい」と思えば、稼げる人は迷わず出資します。
小さな出資の積み重ねが大きな信頼となり、結果として稼げる人になっているのではないでしょうか。
相手を見抜く力がある
フリーランスや個人事業主は、本業や副業に関係なく仕事を自分で取ってこなければなりません。稼げる人は、どんどん仕事の依頼が来て、どんどん仕事を受けているというイメージがあるかもしれません。しかし、稼げる人ほど大量の依頼の中から受ける仕事を選んでいるのです。選ぶ基準は「稼げるか」ではありません。相手の信頼度です。
「１案件で100万円支払います。内容は受けていただいてからお話しします」という相手は信頼できません。いくら報酬が魅力的でも内容もわからず請け負うことはできないからです。
最近はクラウドソーシングを使って副業をする人もいます。クラウドソーシングならば、過去の実績や評価を参考にすることができるでしょう。クラウドソーシング以外ならば、相手の業種や経歴を調べるとおおよそのイメージはつかめます。
例えば「元有名ホテル料理長が作るお弁当」と「子育て経験者が作るお弁当」、「警察OBによるパトロール」と「保護者によるパトロール」とでは、どれも魅力的ですが種類も単価も違うでしょう。必要とするターゲットも違います。
稼げる人は、自分の能力や適したターゲットを知り、適材適所で人やものを選び、自分を必要とするターゲットに自分を売り込むことができるのです。
おわりに
稼げる人は、相手の立場になって仕事ができる人であり、何かを決めるときには表面だけでなく背景もチェックして決定する用心深さがあります。
副業、フリーランス、個人事業主を問わず、現代はデータのやりとりが欠かせません。多くの仕事がオンライン化する中で「データの送受信」は数少ない取引先との接点です。
稼げる人は、データの送受信時に一層の注意をはっています。見られ方だけでなく、どのようなサービスを選んでいるのかも評価のポイントになるのではないでしょうか。
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ホワイトポイント株式会社は、「警察向けに押収したPC機器を解析するツールを作っていた」という背景があり経歴にも納得です。「Transfer Center」を活用して「稼げる人」の最大の特徴である信頼につなげてみてはいかがでしょうか。
