リモートワークとは
リモートワークとは『オンライン上で業務を行い、オフィスから離れた遠隔地で働く勤務形態』のことを指します。もともとはIT企業などの一部の企業で導入されてきたリモートワークですが、新型コロナウイルスの影響で多くの企業が導入することとなりました。
リモートワークの種類
リモートワークと一言でいっても、その方式には以下のような種類があります。
リモートデスクトップ方式
リモートデスクトップ方式は、オフィスにある端末を遠隔操作する方法です。
仮想デスクトップ方式
仮想デスクトップ方式は、リモートワーク用の仮想端末を遠隔操作する方法です。
クラウド型アプリ方式
クラウド型アプリ方式は、クラウド上のアプリケーションを社内外から利用する方法です。
セキュアブラウザ方式
セキュアブラウザ方式は、特別なブラウザを用いて端末へのデータの保存を制限しながら行う方法です。
アプリケーションラッピング方式
アプリケーションラッピング方式は、リモートワーク用の端末内への保存を不可とする機能を提供する方法です。
会社PC持ち帰り方式
会社PC持ち帰り方式は、オフィス用の端末を持ち帰りリモートワークを行う方法です。
リモートワークに必要な環境
リモートワークを行うには、最低限以下の環境を揃える必要があります。
インターネット環境
家にインターネット環境が整っていることはリモートワークをする上で必須の条件となります。ただ電波やWi-Fiがあるというだけではなく、業務を円滑に進められる速度があることが大切です。特に開発業務など、やり取りするデータ容量が多い場合は、通信速度が遅いと業務に支障をきたします。
PC
オフィス用のPCを持ち帰る場合は必要ありませんが、それ以外の方式でリモートワークを行う場合、オフィス用とは別の端末が必要になるでしょう。
社内外とのファイル共有環境
リモートワークには社内外とのファイル共有環境が欠かせません。データのやり取りを円滑に、かつセキュアに行わないと、リモートワーク自体に情報漏洩のリスクがあります。
リモートワークにおすすめのファイル共有方法について
ここからは、リモートワークに必要なファイル共有方法について紹介します。リモートワークを導入している企業の多くが、以下のどれかを活用しています。
ファイル転送サービス
ファイル転送サービスには大容量のデータでも簡単に送付できるサービスであり、主にWebサイトからデータをアップロードするとダウンロード用のURLが生成される仕組みとなっています。このURLにアクセスすることで取引先は安全にデータをダウンロードすることができます。無料のものからビジネスで使える機能が揃った有料のものまで数多く存在しています。
クラウドストレージ
クラウドストレージとはインターネットを介して利用するデータの保管庫です。オンラインストレージなどと呼ばれることもあります。利用者はこのクラウドストレージにデータをアップロードすることで、他の利用者とデータを共有することができます。クラウドストレージは特にデータの共同編集などに優れているとされ、同時に複数人が同じデータにアクセスし編集することが出来ます。
ビジネスチャット
ビジネスチャットとは業務に使うためのチャットツールです。ビジネスチャットを使えばコミュニケーションだけではなく、データの送受信もより安全に行うことが出来ます。例えば、メール添付できるデータ容量は2～3MBが限界ですが、ビジネスチャットは1～5GBまで送ることが可能です。国内で使用されている代表的なビジネスチャットにはSlackやChatwork等があります。
おすすめのファイル転送サービスを紹介
ファイル共有方法にはいくつかの方法がありますが、データの安心・安全なやり取りを重視するのであれば『ファイル転送サービス』が最もおすすめです。最後に、リモートワークにおすすめのファイル転送サービスを紹介します。
Transfer Center
Transfer Centerはフリーランスや企業での利用を想定して作られたファイル転送サービスであり、以下のような特徴があります。
ウイルス対策・暗号化
通信は常に強固なSSL/TLSで暗号化し、ファイル自体も毎回ウイルスチェックを行った後に暗号化されているため安全です。
堅牢なセキュリティの国内サーバ
高度なセキュリティで守られた国内サーバ使用のため安心して活用できます。
OTP本人認証による誤送信防止
ファイル送信時に相手方の携帯電話番号やダウンロード可能なメールアドレスを指定することで、受信者側は本人認証をする必要があります。そのため、ヒューマンエラーによるデータ漏洩を防ぐことが可能です。
独自ドメインやロゴを設置できるセルフブランディング機能
安全なデータの送受信だけではなく、ブランディング機能が使えるといったメリットがあります。
まとめ
いかがでしたか。リモートワークの導入や推進は、多様な働き方が求められる流れの中でさらに進んでいくと予想されます。現在リモートワークを導入している方も、これから導入を検討している方も、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
